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 百年書房で刊行した本の紹介です。

社会問題を先取りした、介護の記録 遠距離介護

仕様◎ワイド新書 178ページ

青森出身、横浜在住の著者は、生涯独身だった叔母さんの最期を「遠距離介護」で看取りました。倒れたと連絡が入ってから都合4年、横浜―青森間400キロを飛行機で、新幹線で足繁く通いながら悩み、考えたこと。実用書ではない、ひとつの物語としての「遠距離介護」の記録。これから増加する「単身老後」を考えさせられる一冊です。 新聞で紹介されました

肖像画と自伝(昭和の詳細庶民史) 澁谷貢 80歳の肖像

仕様◎A4判 24ページ

学生時代から書きためてきた日誌は60年を超え(!)日常の大事些事を漏らさず記録してきた著者。○年○月○日、どこのお店で何を買ったかまでをさかのぼることができるノートは、物価の変遷までが分かって圧巻の一言。80歳の記念に制作した自分史冊子は、昭和の庶民史ともいえる内容になっています。表紙肖像画は重野克明氏による銅版画。

どこまでも前向きに、生きる 独歩

仕様◎新書判 126ページ

「私の人生は(中略)幸せいっぱいである」という文章からはじまる、自伝的エッセイ集。夫に先立たれ、少し不自由な身体をひきずって通った作文教室の原稿が一冊にまとまりました。うまくいかないことがあっても、ひたすら前向きに毎日を生きる姿が読者の心に響きます。若き日に単身赴任の夫に送った手紙を巻末に再録しています。

断遮離としての自分史 風に吹かれて

仕様◎A4判 24ページ

赤門出身のエリートであるご主人とともに、長年海外暮らしをしてきた著者がまとめた半生記。そのままにしてはおけない、自身の出自と息子さんたちへの告白。ご主人が亡くなり高齢者住宅に入居するのを機に、多くの写真・原稿を整理厳選して制作しました。冊子タイトルは著者がお気にいりのボブ・ディランの曲タイトルから拝借しています。

50年後の小説化 わびすけの花

仕様◎ワイド新書 190ページ

アナウンサーとして活躍していた著者の、若き日のエピソードをもとに綴られた自伝的小説。2浪後、逃げるように東京を去り、京都の大学へと入学した青年が出会った、一人の女性。50年たっても色あせない青春の日々を、「やり残した宿題」として執筆。これまでに多くの著書がある、著者の異色作としてそのラインナップに加わりました。

自宅庭園写真集

仕様◎A4変型 42ページ

室町時代から続く由緒ある名家の跡取りである著者が、撮りためてきた写真を念願の写真集としてまとめました。こだわりは自宅農園で収穫した野菜果物を被写体にした作品群。広大な自宅庭園を中心に、四季折々の移り変わりが目にも鮮やかに飛び込んできます。小社刊行物としては珍しい、ハードカバーの立派な造本となりました。

昭和ひとけた生まれの、痛快自分史! 夕焼けの道に立って

仕様◎新書判 212ページ

宵越しの銭は持たない!? 死別した夫は「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」などを手がけた人気構成作家。その破天荒な毎日に2人の子どもを抱えて振り回される著者。ビッグネームが多数登場する前半生と、再婚後に訪れた穏やかな日常の対比が印象的な痛快自分史です。

※著者の了解をいただいて掲載しています。

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